どんな気持ちで引退を迎えることができるか

東京女子体育大学　新体操研究発表会を観てきました。
競技とは一味違う芸術的表現を目指した演技と、たくさんの部員が力を合わせて準備や裏方も含めて発表会を成功させようとする姿に感動しました。

今年度で卒業する学生たちのほとんどは、これで新体操を”引退”することになります。
どんな種目であろうと、どんなレベルであろうと、引退の瞬間に満足して笑顔で終わることが競技をやる者の最終的な目標だと思います。
競技会の成績なんかよりも、その先に誰でも訪れる引退の時を、どんな気持ちで迎えられるのか。その時に後悔のないよう頑張ることが選手の目標とすべきことでしょう。
私は、後悔を残して、流されるままに引退を迎えましたので、競技をやる人たちには同じ轍を踏まないよう願うばかりです。