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2014/12/11

How do I do if I want to be better ? vol.4



世界的ダンサーのZakharovaさんがウォームアップをしている映像です。 ウォームアップも絵になる、っていうか、いついかなるときも美しく見えるような意識が徹底されているんでしょう。

さて、How do I ~シリーズは、具体的なトレーニングの話に入っていきたいと思います。

まずはvol.1で話題にした「体幹

球技や格闘技など、同じ場面で直接競い合う相手がいる場合、四肢の動きの起点となり、強力な力を発揮するためと、外からの力に対抗するための頑丈な体幹が必要です。
しかし、ダンスやアーティスティック系のスポーツでは、上のような外に対する強さよりも、自分の体をどうコントロールするか、細かい動きができること、動きのしなやかさ、稼動範囲の広さなどのほうが重要です。
イメージとしたら、体幹を“箱”とか文字通り“木の幹”にするのではなく、“バネ”とか“ワイヤー”にしなければならないのです。

例えば腹筋。
シットアップベンチに足をがっちり固定して、よっこいしょと上半身を起き上がらせる、ジムでおじさんたちがやっているような運動(仮におやじ腹筋と呼びます)。 あれでは、上半身は固定されているだけで、あとは脚と股関節の筋力で動かしているので、とてもアーティスティック系の人たちに求められる運動とは言えません。
足を固定せず、背中を伸ばした状態から、ヘソをのぞき込むようにして背を丸めるようにする、ほとんどのトレーナーが指導するような運動(仮に一般的腹筋と呼びます)。 あれでは、確かに腹筋を動かしてはいますが、アーティスティック系の人たちが求める稼動域には不十分です。

じゃあどうやるか。続きは次回

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