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2015/01/12

How do I do if I want to be better ? vol.5



いわゆる「腹筋」と呼ばれるものは、腹直筋をはじめとする肋骨(あばら骨)と骨盤の間をつなぐ筋肉のことです。その部分(腹部)は、アーティスティック系スポーツやダンスにおいては柔軟に大きな範囲を動かす必要があります。

そこで、前回書いたような「おやじ腹筋」や「一般的腹筋」よりも動作範囲を広くしたトレーニングをする必要があります。
上の動画は大小のボールを使ったトレーニングを紹介しています。
ボールを背中側に置くことによって背骨を反らせ、それによって腹筋は伸ばさます。訓練された人にとっては可動域全部とはいきませんが、動作の範囲よりも背骨を反らせた状態で腹筋に力を入れることが重要なのです。

< 注 意 >
・動作の中で注意しなければならないのは、必ずまず最初に腹筋に力を入れることです。体を起こすことに気を取られて、腸腰筋や脚の筋肉、あるいは後背筋に先に力が入ってしまうと腰椎を痛めてしまう恐れがありますので、「おなかに力を入れる」ことに集中しましょう
・一般的腹筋で十分にトレーニングしてからこの段階に進むことをお勧めします。
・最初はボールではなく、タオルをたたんだものや、薄いクッションを使うと良いでしょう。ボールを使う場合も、最初は小さな動きから慣れていくようにしましょう。大きなバランスボールを使うときは、なるべく広い場所で回りに注意してやりましょう。
・上半身を起こしながらねじる動作は、ボールを使っては行わないほうが良いと思います。バランスを取るのが難しいし、怪我のリスクが高まります。

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