股関節というと「脚を動かすところ」というイメージですが、
脚が固定されれば動くのは骨盤のほうということになります。
どんな種目であっても、普通は立って行うパフォーマンスが主体です。
ということは、脚を振り上げたり、持ち上げてキープしたりする動きよりも、足が床や地面に触れていて(=脚が固定されていて)股関節より上を上手に動かすことのほうが、圧倒的に多いのです。
この映像のように腰をグラインドさせたり、左右にスウィングしたり、震わせたりするのは、股関節や腰椎を含む骨盤の動きです。
こうした動きは「品がない」とか「イヤラシイ」とかということで、ヒップホップやアフリカン、タヒチアン、ベリーダンスなどのダンス以外では敬遠されがちですが、
股関節周囲の柔軟で細かい動きを修得するにはとても良いエクササイズです。
しかし、ちょっと真似してみれば、この動きがどんだけ難しいかということが分かると思います。でも頑張ってみる価値はあると思いますよ。そして、その際には、
大腿骨と骨盤の間の動きを意識することが大切です。
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