How do I do if I want to be better ? vol.9

子供に初めて１番（First position）で立たせようとした時によく見かける光景ですね。
脚を股関節からターンアウトしようとすると、なぜか腕も外向きに……

これは肩と股関節の運動神経が連動していることを表しています。
この映像の女の子みたいに最初は苦労をしても、少し練習すれば、肩と股関節は立派に別々に動かせるようになります。
しかし、神経の連動が切れてしまうわけではありません。

と、言うことは、股関節の動きを良くしようと思ったら、肩関節もよく動かしておくといい、ということなのです。
腕をぐるぐる回したり、広げたり閉じたりという動きはウォーミングアップなどでもよくやると思いますが、股関節のターンアウトのような関節を旋回させる動きは、肩ではあまり意識してやることはないと思います。

映像の女の子のように、肘を曲げて腕を広げる動きが「ターンアウト」になります。反対に腰に手を当てて肘を横に張るような格好は「ターンイン」です。
このアウト・イン・アウト…の繰り返し運動をやってみましょう。
上腕を下げて、真横に上げて、真上にあげて、前に上げてなど、いろんな位置で行うと良いでしょう。