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2015/05/02

この動画を見て思ったこと




単に「踊る」とか「踊り」というと、リズムに乗って体を動かす楽しさだったり、トランス状態に近づく手段だったり、いわば自己満足のために行われるものも含まれるわけですが、人に感動を与えるための芸術としての踊りと、自己満足の踊り、その違いって何なんでしょう?

例えばストリートにダンボールを敷いて技を競い合っていたブレイクダンス。確かにその場で見ていれば「オーすごい」と思いますが、大きな劇場でたくさんの人を同時に感動させようとしたら、ただくるくる回っていればいいってわけにはいかなくなります。
音楽と完璧にシンクロさせたり、ストーリーを加えたり、歌詞を表現したりなど、これまでの「踊り」がたどってきた道をたどることになります。

そう、音楽や歌、芝居と違って、「踊り」は単体では芸術として成り立ちにくいのです。 (私なんかはよく訓練されたダンサーの身体やその動きを見るだけでも芸術を感じますけどね。)

であれば、音楽を奏でる人や歌を歌う人から「是非私の音楽で踊って欲しい」と、あるいは演出家や振付家から「是非私の思いを踊りで表現して欲しい」と言われるようなダンサーになることが、ダンサーとしての目標になるのかもしれませんね。

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