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2016/01/26

皮膚を通したコミュケーション、できていますか?



有名なシーンですね。男性が女性を持ち上げる“ リフト ”の色々な形がふんだんに出てきます。

バレエだけではなく、フィギュアスケートのペアでも、チアリーディングでも、近年では新体操でも、このリフトがあります。アクロ体操というリフトに特化したような競技もあります。

上の人は最大で下の人の身長プラス腕の長さ分だけ高いところへ行くわけですから、持ち上げ支える人と、持ち上げられる人の呼吸が合わないと、見栄えが悪いばかりか、事故にもつながりかねません。(最近、運動会の組み体操での事故が問題になっていますが…) 取り入れる際には最新の注意が必要です。

私も大学生の時に、大学の運動会で披露するマスゲームの中でリフトされたことがあります。高いところには慣れていましたし、私も支えてくれる二人の友人も筋力は相当なものでしたが、安全に、かっこよくできるようになるまでには思った以上に苦労しました。変に入っていた力を抜くことでうまくいったことを覚えています。 筋力があればできるもんじゃないんですね。

出来なかったら筋力が足らないせいにするのは、あまりにもナンセンスです。
もちろん充分な筋力は必要ですが、無駄な筋力をつけるより、お互いによく話し合いながらお互いの良い呼吸を作っていくことが最も重要です。
皮膚を通したコミュニケーションが出来上がってくるのです。

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