い～いところをつかんでいますか？

これは"Lester Horton technique"というエクササイズの一部ですが、世界中には“○○テクニック”という、ダンスの基本的動きを系統立てて行うことができる一連のエクササイズがいくつもあるようです。

今まで見たそれらのエクササイズは、やはり名乗るだけのことはあって、色々な動きが網羅されていてトレーニングとして効果的だと思われます。

ただ、それを行う人が、ひとつひとつの動きの意味を知り、それを意識してやらなければ効果は低くなってしまいます。かといって、やらなければならないことは数多く、時間もけっこう長いとなると、集中してやるのは大変です。
しかし、そんな時でも、「つかみどころ」がいい人は、ポイント毎に集中して、重要なところを外さないものです。　また、良い指導者であればポイント毎に適切な声をかけてくれるものです。

ダラダラと長時間練習してもあまり上手にならない人と、サボってる？と思われるくらいなのに上手になる人の違いは、ポイントのつかみ方にあるのかもしれませんね。
教科書のほとんどの行にラインマーカーを引いちゃうけどテストの点が取れない人と、重要なところは最初から太字になっているからラインマーカーなんかほとんど使わなくてテストで点を取る人の違い、みたいなことです。

それにしても、もし指導者がダラダラ派だったら、生徒はたまったもんじゃありませんね。