商売柄、つい筋肉のつき方、使われ方に目が行ってしまいます。
彼女は大腿直筋がとっても発達していますね。外側広筋や内側広筋よりも機能が多く、その上、あまり脚を太く見せないという点で、ダンサーにとって大腿直筋は使い勝手のいい筋肉だと思います。
ただし、大腿直筋が強くて柔軟性に欠けると、その起始部(股関節の上の骨盤と結合している箇所)は炎症を起こしやすくなります。よく「股関節痛」なんて聞くのは、けっこうこれが多いのです。
その箇所は皮膚から遠い深い部分なので、マッサージや低周波や湿布や塗り薬などが届きにくく、尚且つ、安静にすることも難しいので、非常に治りにくい箇所でもあります。
日頃のケアを怠らないで、傷めないようにしましょう。
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