新体操のワールド・チャレンジ・カップには、トップクラスとは実力に差がある国々の選手も参加してきます。
今は高得点はもらえませんが、ワールドクラスの大会の経験を積むことによって、正しい努力を学んでいるのではないでしょうか。
いつかその努力が実を結ぶと信じて。
”見返りが欲しいわけじゃない。ただ、自分が正しいことをしたという事実を残しておきたいだけだ”
という言葉があります。
誰しもスポーツの試合やコンクールに出場するとなれば、良い成績という見返りを求めるものです。
しかし、特に10代以下の子どもたちを指導する指導者は、選手の今、そして将来に対して必要な正しいことをしてあげることが最重要な仕事です。
その結果として、現時点で選手が良い成績が残せなかったとしても、なんら悪びれることはないのです。
選手も、自分が正しい努力をしてきたのであれば、成績が優れなくても落ち込む必要はありません。堂々と胸を張っていればいいのです。
では、正しいことをしたという事実はどこに残るのか。
選手やその他の関係する人々の心に残るものだと思います。
選手にとっては将来に活きる事実として刻まれます。その他の人々からは、心ある人であれば、必ず良い評価が得られるものです。
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