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2014/11/23

How do I do if I want to be better ? vol.2



それにしても、みんな足が長いですねぇ。まだ10歳前後の子たちで、いわゆる女性らしいふっくら感がないので、余計に目立ちます。


バレエでは有名な「ワガノワ・メソッド」の他に、色々なトレーニング過程があります。どれも基本的で必要不可欠な動作が組み合わされているというところが共通点です。

上の動画は約1時間、少しずつフォームを変えながら、とにかく基本動作を繰り返しています。
1時間って、ただ言われたとおりの動作をやっているだけだったら、大人だって集中して続けることは難しいと思います。
しかし、一つひとつの動作が、実際に踊るときのどんな動きにつながっていくのか、それをイメージしながらやれば、単純な動作でも集中して楽しくできるでしょう。とてもシンプルな動きだけでも踊っている気持ちになれるんですから。

脳で動きをイメージすると、信号が筋肉に送られます。
理想的なイメージの信号に、実際に行っている動きの信号が一致していくことによって、必要な部分に必要な力を入れられるようになっていきます。必要のない力は抜けていきます。
理想の動きに伴う力の使い方(運動神経の働き)が習得されていくのです。


基礎的なトレーニングというものは、どんなトレーニングでも、単純で退屈なものです。
しかし、すべては良いパフォーマンスのために考えられているわけですから、その目的を理解し、その動作がどのように発展していくのかというイメージを持ちながら行えば、非常に効果的になります。単純な動作を漫然と繰り返しているだけでは、効果は半減してしまうのです。

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