presented by YTK sports communication NPO.
数々の一流ダンサーのコンディショニングに貢献してきた
“コンディショニングカンパニーゆうゆう”の情報提供サイト
「Dancer's plus」に、YTKのトレーナー大野裕二のブログ
「自然体の研究」が合併しました。

2016/12/08

ボディー・デザインについて Chapter 2 筋(きん)の性質



Chapter 2 筋(きん)の性質

○ ここでいう筋は骨格筋のことで、骨格筋は身体を動かすための器官です。

○ よく使われる筋は太く強くなり、使われない筋は細く弱くなります。

○ 筋力は筋の長さと太さに比例します。ただし、実際に出力される筋力は運動の巧拙によって左
  右されます。

○ 筋は筋細胞の集合体で、主成分はタンパク質です。

○ 筋を部分で分けると大きく2つに分けられます。
   ・骨につながる腱とその接続部 と 筋腹
   ・トレーニングすることによって太くなるのは主に筋腹です。
   ・筋腹がない部分はほとんど太くなったりしません。(例:足首、スネ、手首) 

○ ある1箇所の運動には主働筋と協働筋があり、その出力の割合は人によって違います。
  また、主動筋には必ず逆の動きをする拮抗筋があり、よほど単純な動きでない限り拮抗筋も緊
  張しているものです。

筋について書いたら、本1冊分くらいあるのですが、ボディー・デザインを考えたときはこのくらい知っておけば良いでしょうか。
これらのことを考慮して、どの部分に筋肉をつけて、どの部分を削るかを考えていきます。要するにどの部分に負荷をかけて、どの部分を楽させるかということです。
これが解剖学的な知識なんかも必要になるので意外と難しい。次回はそれを要約して考えていきたいと思います。
 

0 件のコメント:

コメントを投稿