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2016/12/17

ボディー・デザインについて Chapter.3 筋による形の作り方 前編



アフリカ系の人は筋肉が大きくなりやすいので、皮下脂肪が薄いと、どこにどういう筋肉がついているかがとても分かりやすいです。


Chapter.3 筋による形の作り方 前編

踊っていれば、どうしてもたくさん使われる部分と、そうでない部分が出てきます。
そうすると、よく使われる筋は大きくなり、使われない部分は相対的に細くなります。すなわち、その踊り独特の形ができあがっていきます。
それは、その種目に適応した形ですので“良い”身体ということになります。

ただし、
きちんとした使い方をしていればこそです。
間違った身体の使い方をしていると、変なところの筋が太くなり、不細工な事になってしまいます。

例えば、
バレリーナは股関節を常にターンアウト(外旋)しているので、骨盤周りの深層筋(小殿筋、梨状筋など)が発達しています。深層筋が強ければ大殿筋はそれほど必要ないので、臀部は小さくポコンと丸いお尻になります。
それが、足首さえ横を向いていればいいというような無理やりなターンアウトをしていると、腓腹筋(ふくらはぎの外側)や外側広筋(ももの外側)などが太くなり、臀部の深層筋は強くならないので大臀筋が大きくなり、下半身が横に広がった太く見える形になってしまいます。

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