presented by YTK sports communication NPO.
数々の一流ダンサーのコンディショニングに貢献してきた
“コンディショニングカンパニーゆうゆう”の情報提供サイト
「Dancer's plus」に、YTKのトレーナー大野裕二のブログ
「自然体の研究」が合併しました。

2017/01/15

ボディーデザインについて Chapter.6 この脂肪をどうにかしたい!



アメリカには太っちょが多いので、スリムなスタイルを保つのは大変です。回りにいる人々がみんな太ければ、自分が少しくらい太くなっても、相対的に見て「自分はまだ大丈夫」と感じてしまいますからね。

Chapter.6 この脂肪をどうにかしたい!

ここの記事で再三書いていますが、体脂肪をコントロールする原理は単純です。すなわち

    消費カロリー > 摂取カロリー

ここで勘違いしてはいけないのは、上記の原理は「今日の昼はよく運動したから、夜はいっぱい食べても大丈夫よね」などという短いスパンでの話ではないということです。少なくとも3日、通常は1週間くらいの期間の中で考えなくてはいけません。「最近1週間の平均は、その前の1週間と比べてどうなのか」というような見方をしていかなくては無理や無駄が多くなり、きちんとしたコントロールは出来ません。

「全然食べてないのに全然痩せないの~」なんてことはあり得ません。本気で言っているのであれば、自分でどのくらい食べているかを自覚できない愚かな人の言い草です。
人間の脂肪は1kgあたり約7700kcalのエネルギーを蓄えているそうです。
ということは、消費カロリーが摂取カロリーよりも7700kcal多ければ1kgの脂肪を減らせるということです。仮に1日の基礎代謝(生きているだけで消費するエネルギー)を3000kcalとすれば、1日何も食べなければ、何もしなくても約400gは減るはずなのです。
実際にはそんなに単純な話ではありませんが、食べたり飲んだりして摂取するカロリーを減らすのが、体脂肪を減らすのには最も手っ取り早い方法です。

世の中にはダイエットの方法論が氾濫していますが、どんな方法も上記の原理に従わなければ、効果がないばかりか、バランスを崩し体調を壊す原因になりかねません。
摂取量を10%減らせば10日で1日分になります。3週間で約1kg減る計算です。そのくらいの無理のないダイエットが安全確実と思います。

消費するカロリーのコントロールについては次回。

0 件のコメント:

コメントを投稿