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2017/07/02
身体の「使い方」を考えよう chapter 4 「コツ」
次に、身体の使い方を、身体各部の組み合わせ(ユニット)として考えてみましょう。
全身を使って踊るということは、文字通り、全身のパーツがそれぞれの役割を果たして連携して動くことです。
各パーツの動きがchapter3で書いたような細かなコントロールによって制御され、それぞれの動きの連携がうまくいっていれば「上手」ということになります。
例えば、助走から右脚を前に振り上げながら開脚ジャンプ(グラン・ジュテ)。
右脚を振り上げる、左脚で床を蹴る、腕を使って引き上げる。それらが外見上の主動的な動きですが、それがバラバラに起こったのでは、「よっこいしょ」という重たいジャンプしかできません。
また、左脚の蹴りが強すぎて、右脚が遅れたり、腰がフニャフニャで上半身がつぶれちゃったりしたらいいジャンプとは言えません。
ひとつひとつの動作がバランスよく、同時にあるいは連続して起こり、それをきちんと連動させる体幹部の働きがあれば、美しく軽々と舞い上がるのです。
こういった身体のユニットとしての使い方というのは、人それぞれ身体のパーツのサイズや重さが違い、筋力が違いますから、だれでも同じように出来るものではありません。
ただ、いわゆる「コツ」というものは共通しているようです。
生まれながらにコツを知っているかのように動ける人がいます。
見たイメージを自分の身体の運動として表現することに優れた人は、優れた運動を見るだけで、そのコツを習得します。
普通の人でも、よく見て、コツを伝授されれば上手にできるようになります。
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