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「自然体の研究」が合併しました。
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2019/09/30
高くきれいに跳ぶために vol.1 How to leap high and beautiful.
前回予告したとおり、今回から、数回に分けて「ジャンプする」ということを考えていきます。
初回は「ジャンプする時の全身の動作について」です。
高くジャンプし、長く空中に留まるには、どのように身体を使ったら良いでしょうか。
ちょっとやってみましょう。
ex.A
直立して、手は体側につけてください。
上半身はその姿勢のまま、脚を曲げて、それを勢いよく伸ばしてジャンプします。
ex.B
直立してください。
足を曲げると同時に、腕を少し後ろに引き、背中を丸めるようにして上半身を丸めます。
腕を勢いよく前から上に振りながら、脚を勢いよく伸ばし、同時に上半身も勢いよく伸ばしジャンプします。
さて、どっちが高く飛べましたか? ちょっとやってみるまでもなく、だいたい想像がつきますよね。
動画のロボットを御覧ください。
ロボットの身長が160cmとしますと、80cmの脚の上に、80cmの重そうな塊(上半身)を乗せて、脚の力のみでぴょんと跳んでいます。ex.Aと同じ動作です。
ロボットが力を発揮しているのは、ほとんどが膝関節と股関節しかありません。たった2箇所の力で重い荷物を跳ばすのは容易じゃありません。
しかし、人間には同じ方向に力を発揮できるもっとたくさんの関節が、首からつま先まで連なっています。ex.Bのように全身のたくさんの箇所で力を出した方が遥かに高くジャンプできるのです。
静止した状態からのジャンプを例に上げましたが、助走をつけて片足で跳ぶ場合も原理は同じです。
ジャンプは脚でするものというイメージを持っている人は、まずそれを綺麗サッパリ忘れなくてはなりません。ジャンプは全身で行うものと心得ましょう。
ジャンプに限らず、あらゆる運動は全身が連動して動いています。それが効率よく機能していれば、パフォーマンスは好結果を生むのです。
次回は、筋肉や関節、神経の使い方です。
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