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2019/10/05
高くきれいに跳ぶために vol.2 How to leap high and beautiful.
今回は「高いジャンプのための筋肉の使い方 その1」です。
ボディービルダーは非常に大きな筋肉を持っていて、実際すごい筋力なのですが、はるかに細い走り幅跳びや高跳びの選手のように跳べません。なぜでしょう?
ひとつは重さの問題。
もうひとつは筋肉の使い方の問題です。
筋力が強ければ強いほど高くジャンプできる可能性があるということではあります。
しかし、筋肉の強さは太さと長さに比例しますので、強い筋肉=でかい筋肉=重いということになります。よってあまり強い筋肉を求めすぎると重くて跳べない事になってしまうのです。
身体の重さと筋力とが丁度いい塩梅になることが最高なのですが、その丁度いい塩梅は難しいものです。ウエイトトレーニングを多用するよりも、たくさん実際のジャンプを練習した方が、ちょうどいい塩梅に近づくでしょう。
さて、筋肉の使い方です。
ちょっとやってみましょう。
ex.A 立ち幅跳びです。両足揃えて立った姿勢から、助走をせずにヨイショッと前に跳びます。
ex.B 走り幅跳びです。助走してきて、片足で踏み切って前に跳びます。
どっちが遠くへ跳びましたか?
やってみるまでもなく、だいたい想像がつきますね。
片足で、脚も身体もそんなに大きく曲げていないのに、ex.B走り幅跳びの方が遠くへ跳べますね。高跳びでも同じ結果になると思います。
跳ぶということは、何らかの方法で体重に運動エネルギーを与えて空中に放り上げるということです。
その何らかの方法というのは全身を使って跳ぶということで、vol.1を参照してください。
そして、運動エネルギーは速度の2乗に比例しますので、より速いスピードでジャンプできればより高く遠くへ跳ぶことができるのです。
どっこいしょっと跳ぶより、パパパパパンッと跳ぶほうがいいということです。
では次回は、パパパパパンッと跳ぶメカニズムについて考えていきましょう。
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